保育園のお迎えの帰り道、近所の神社で節分祭りをしていたのでのぞいてみた。
入り口でむすめの友達親子と会ったので一緒にすこし歩く。するとからあげやのおじさんに呼び止められる。おじょうちゃんたち、からあげあげるからおいで。
ただで3個からあげもらったが申し訳なくてけっきょく、ひとパック買うことに。
すると「パパさんも」とお店の人がいい、その言種がなんというか、むすめの友達のおとうさんをわたしの夫と勘違いしているように感じた。なんとなく気まずい勘違いで不快だったので「あっ、ふつうに、子どもが友達どうしでその父母です」とせつめいする。
すると、おじさんはけげんな顔で「ほんとうに?旦那さん、怒んないのォ?」というので、咄嗟に「うちの夫は、そのようなことで怒りません」と答えた。おじさんはしかめ面で「オレなら、ゆるさねぇけどなぁ」と小さくつぶやいた。
ファック・ロマンティック・ラヴ・イデオロギー。
この世の恋愛至上主義が育児のというかありとあらゆる関係性の多様さを狭めてるよな。