先日入社エントリを書いたが、当然正社員になるにあたって転職活動はしていたのでその記録を書く。
私:28歳、学生結婚・出産し、卒業後フリーランスとしてライター業をはじめる。IT系企業でプランナーのアルバイトも。正社員歴なし
転職希望業界・職種: IT系コンテンツディレクター、プランナー
転職活動はじめ
零細個人事業主として開業して3年目、而立の足音が近づく中で、その名とは逆行するようにどこかに腰を落ち着けたいと思うようになる。
思い立ったのは2021年の2月頃で、その頃から転職サイトを眺めるように。転職サイトではアクティビティを観測すると勝手におすすめをメール通知してくれたり、スカウトなどが飛んできたりするので便利。
応募をはじめたのが2月末とか?
とはいえ一般的に見れば正社員歴がない、ということはまあ結構大きなマイナスポイントであり、望む給与を得るためにはそこそこ頑張らなくてはいかんばい、ということで履歴書と職務経歴書、ポートフォリオを作り込むことに。
履歴書
顔写真を撮るのがめんどくさかったのと、そもそも履歴書の写真を見ないと面接通すか判断できない、みたいな採用方針を立てている企業で雇ってもらえるとも思っていなかったので、普通にGoogleドキュメントで作った写真なし履歴書を作成。ちなみに履歴書にTwitterアカウントも載せていたので普通に興味ある人はそこから自撮りでも見といてくれ、という気持ちだった。
職務経歴書
職務経歴は時系列で書きつつ、見てほしいところは適宜コメントで強調した記憶。
ポートフォリオ
代表的な記事を羅列。SEO系やインタビュー系などなるべくカテゴリ分けしてわかりやすく整理した。ポートフォリオ全部見る人はごくわずかだろう、と予想して大体良さそうな記事は上の方に配置した。ちなみにSEOの知識ほしそうなところに出すときはSEOカテゴリを上にする、みたいな小細工もした。
共有方法
コロナ禍ということもあり基本どこも採用をオンラインでやっており、転職サイトなどでは仕様で送れる書類が一通だけ、という感じだったのでGoogleドライブで履歴書、職務経歴書、ポートフォリオをまとめたフォルダをつくり、メールアドレスで権限を渡し、共有した。
まとまった時間が取れない中での転職活動の実態
私は無慈悲な時給の労働者。転職活動の時間分バイトの労働を減らせば収入も減る。ので、フリーランスの労働時間をみみっちく減らしながらの転職活動。そのため、同時に受けられるのは大体1週間で2社くらいかなー、というところで面接に進む会社が2社できたら一旦手を止める、というやり方で進めることに。
これは結構ストレスたまなくて、よかった。しかし、多くの人は、もう少し数多く比較しているわけで、まぁ2社比較だと、どうしても視野が狭くなってしまうのが難点。
逆質問の成果
転職活動でたびたび取り沙汰にされる逆質問。逆質問は絶対だ、という噂を信じたわたしはテッパンの逆質問を用意しておいた。それが、「そこで仕事するために読んでおいた方がいい本はありますか?」というもの。
この質問は簡単に知性とやる気を演出できて、当たれば面白い本にも出会えるのでおすすめです。
紹介されたものの中で実際に読んだもの/読んでいたものを以下に挙げる。
↑一番面白かった。
↑頭ではわかっていたような話が体系的にまとめられていてよかった。サポートはもちろん企画職の人が読むのも良い感じ。
↑ジャパンナイズされたカスタマーサクセスの教科書、という感じで若干鼻白むところもありつつわかるなあと思った。
↑ライターならだいたい読んでいると思う。
みなさん普通に役に立つビジネス書を薦めてくれた印象。できたら社長の自伝を薦められる、ピーター・ティールの自伝に全てが書いてあると言われる、突如SF小説の話になる、などの展開にも期待していたがそんなことは起こらなかった。
結果
書類を15社くらい出して10社くらいから面接のオファーをもらった。一次敗退が3社くらい、ニ次敗退が4社くらい、内定が3社だった。最初の1ヶ月で1社内定が出て、一安心、という感じでした。
色々ググると選考から結果まで1週間くらい、という情報が多かったが、IT業界だからか、結果が出るのは早く、通過の場合、即日出るところが3割、翌日出るところが7割、という感じで途中からは3日目で連絡来なかったら落ちたと思って切り替えるようにしていた。
最終的には4月末にバイトしていた会社で内定をもらい、正社員になることが決まって転職活動を終えたわけだけど、活動を通して自分が何をしたいか?などが明確になってよかった。
絶対に内定が出る服
最終面接に行った会社からは全て内定をもらったわけだが、実は最終面接には勝負服を着ていた。最後にこの服について紹介する。
その服とはこれだ!テッテレー
着心地、外見ともにとても気に入っていてこの冬頻繁に着ていた「りょこう」トレーナー(H&Mで990円)である。かわいー。
これを着て面接に臨めば百発百中、という謎のジンクスが私の中で生まれつつあり、次に転職活動をするときも絶対に着ようと思っている。
なお、転職活動の序盤にちゃんとしなきゃ!とオフィスカジュアルっぽい服で髪もまとめて、って感じで面接に臨んだところ、全落ちして、結局部屋着で受けた企業は受かる、という体験をしたことで、改めてブランディング、キャラの統一感などの重要性を理解した。
ありがとう、「りょこう」トレーナー!!!
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