限界共働き、子どもに宿題をさせるのがつらい。
宿題をやらないとテレビを見せない、という方針をとっている我が家だが、子どもは気づくとトイレにこもっていたり、ひたらすら風船をばいんばいんしたりして無為に時間を過ごしている。
また、保育園でも昼寝をしないことで名を馳せたわが子だが、宿題のプリントを前にすると急激に目の前が暗くなるらしく、宿題プリントをまくらに鉛筆を握りしめて寝ていることもしばしばある。
そうすると時計はじゃんじゃん進み、「あぁ、きょうもジョン・ウィックみれなかった……」とむすめは絶望的な気持ちになったりしているが、当然宿題は終わっていない。
簡単な足し算と漢字の書き取りで、着手したら15分で終わるものを着手させるのに2時間かかるという塩梅で「こ、これがピープルマネジメントか……」とか思いながらアホらしくて泣ける。
この前うちに泊まりに来た映画監督やっている友達も「とっととやりゃいいのに、なんでやらないんだろうね!!でも自分が脚本書けない時も周りはこんな気持ちなのかと思うと身につまされるヨ」的なことをいっていて、それもそうだよなあ、と思う。子どもに限らず、やらなきゃいけないに着手するのはむずかしいのだ。
それでも、仕事終わりの疲労を溜めた体で宿題をせかすのはつらいよ。せめて、週一回、や、月一回でもいい「宿題やった?」と聞かずにすむ日、作ってくれませんか?