東京出張から帰宅。東京は刺激的で楽しいが、宿泊先の実家はすでに居場所っぽい空間ではなく、久々に家に帰って植物に水をあげたりすると安心する。
日曜日は同僚と清澄白河に行き、MOTでデイヴィッド・ホックニー展を見ることに。東京に着き、京急線に乗ると三田をさんだと読む自分に驚いたり、全ての道にロンシャンを持っている人がいることに気づいたりした。それをツイートしたら、東京のワーキングギャルたちが口を揃えてロンシャンの最高さを教えてくれて、わたしもロンシャン、買おうかなという気持ちになるなどした。
清澄白河の駅で集合。
日差しが強く、暑いね、などと言いながらお昼ご飯に向かう。行ったのはヒキダシというカフェ。
ヒキダシ （【旧店名】ヒキダシ カフェ） - 清澄白河/カフェ/ネット予約可 | 食べログ
和風ガパオライスは結構量があってお腹いっぱいになる。1200円と値段も手頃だった。
MOTにつくとチケット列がかなり並んでいて、事前にウェブでチケットを取っていてよかったと思った。
1937年生まれ、今なお現役で描き続けるホックニーは、演劇、写真、コラージュ、そして最近ではiPadでのドローイングと時代や場所に合わせて幅広い表現方法を使っている。またイギリスのテートからLA、パリ、イースト・フォークシャーなど各地を点々とし、土地が変われば描くものが変わる、という感じで、作品数も展示されているものだけでも膨大かつ幅広く、長くたくさん作る、という累積の凄まじさを感じる。
……と、事前に美術手帖で入手した蘊蓄を交え話しながら展示を見て回る。ニコニコ話を聞いてくれる同僚。やさしい。
グッズもとにかく可愛かったが図録のサイズが小さく、展示物のスケールと合ってなくないwと思いながら買った。
今回は横に90m超の作品もあったりしてとにかく歩いたので、歩き疲れてカフェに入る。清澄白河は手頃な個人経営のカフェが結構あってすごく良い。話していて最近見た映画の話になる。
同僚が「最近見たのは日本のホラーで、ちょっとドキュメンタリーっぽいやつで…シリーズものなんですけど…」というので、シリーズ系でモキュメンタリーで、となると最近だとほん呪か、コワすぎだな、と思って「ほん呪？コワすぎ？」と聞いたら「コワすぎです！伝わると思わなかった！」と目を輝かせており、コワすぎを映画館で見てその話題で目を輝かせる、という同僚の意外な一面を知れて何だか嬉しかった。
カフェを出て「お分かりいただけただろうか」とか言いながら駅に向かう。同僚と解散したらお母さんから連絡が来る。新宿で一緒に焼肉を食べることに。伊勢丹で時間を潰していたらテラハで見たfoxcoさんがポップアップをしていて、テレビで見ていた人に会えちゃう東京すげ〜とか思いながらリスタイルを見にいく。フロアでカンノーロ持っている人を二人くらい見かけてすげ〜、東京すげ〜と思う。そうこうしているうちにお母さんが来て、焼肉食べて実家に帰った。
月曜日は朝から仕事。取引先に行き、オフィスに出社する。夜、上司と同僚と3人でご飯に行った。この夜のことはちゃんと書きたいのでまた。
火曜日、今日も朝からオフィス。表参道のど真ん中を歩いていたら、急に右乳首がかゆくなる。イッセイミヤケに囲まれてかゆみ。前から全身コムデギャルソンっぽいめちゃくちゃオシャレな人が歩いてきて、どう考えても乳首を掻く気分にはならないが、乳首はガチでかゆい。思わずLINEでバンドメンバーに乳首がかゆいと相談する。すると「いったれ！」と言われたので、木陰に隠れて掻いたら、すぐに治った。鴨川だったら迷わず掻いていたよな…‥と思うと東京に来てカッコつけてる自分に気づく。
昼ごはんを食べるのに他のチームの人を誘ってみる。最近の仕事の話を聞くと、年が近いのにすごいなぁ、と思って頑張ろうと思った。
夕方、上司と写真を撮りまくって退勤。アトロクを聞きながら新幹線に乗る。『オオカミの家』、見たすぎる。
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