頭が重くて起きれない。
起きたら会議3分前。慌ててパソコンを開いて会議に参加する。
会議が立て続いて、気づいたら昼すぎ。
ピンポンが鳴って開けるとモチがいる。なんとなく学童にいかず帰ってきたらしい。
家にいたいというので学童に連絡する。
モチは公園に行った。
しかしすぐに帰ってきた。友だちがいなかったらしい。
細々やることをやりつつ、また会議である。
会議が終わってモチの様子を見ると寝ている。ラッキー、と思って仕事をするが、19時前になっても起きてこない。顔中にキスをしてみるがうめくものの起きず。
結局ご飯を食べる直前に起きてみんなでごはんを食べつつガリレオを見る。どうせ寝れないだろうし、せっかくなのであとで十日戎に行こう、とモチを誘う。すると浴衣が着たいと言い始めるので、浴衣は夏祭りだけである事を説得する。寒いし、普通に季節外れだよ。
ごはんを食べてすぐ、わたしはアクアビクスに行く。
30分アクアビクスして、シャワーを浴びて化粧する。
浴衣が着れなかったモチはわたしのニット帽をかぶると機嫌が治った。十日戎はかなりの人。
ゲーム一個とごはん系一個、1000円以内で遊ぶことにする。
結局1000円はくじ引きで当たったダンダダンのステッカーとチョコバナナに変わった。
そのまま屋台の間を抜けて祇園の交差点。多聞に向かう。
珍しく先斗町がすいていたので先斗町を抜けていく。モチはスキップで駆け抜ける。
モチは年明け初多聞。
カウンターでわたしは残った作業を片付ける。モチは妙に静か。横を見るとカウンターにあった藤岡拓太郎の漫画を必死で読んでいた。
仕事終わりのしおりちゃんを捕まえて一緒に話す。明日、東京にノノガのライブを見にいくことを話すと、そこから日プの話になる。しおりちゃんも日プを見ていたらしく、恵子推しだという。わたしはかねてから恵子を見るたび、しおりちゃんに似ていると思っていたので、そのことを話すとすごく喜んでいた。
ついでにノノガの髙畠とここなちゃんを布教した。
夜も遅くなったきたのと、藤岡拓太郎を全部読んだモチがひまそうにしはじめたので、しおりちゃんと一緒に帰る。
先斗町通って帰ろう、とモチを誘ったが、歩きたくないというのでタクシー。
家の近くでタクシーの運転手さんが曲がるところを間違えてしまったので、ちょっと手前で降りる。
月が明るくて空を見上げたら、オリオン座もくっきり見えた。「タクシーの人が間違えなかったらこんなキレイな空、気づかなかったね!」
モチと流れ星のちゅうえいのモノマネをしながらカニ歩きで家まで帰る。
家についてノノガを見ながら寝る準備をしていたらモチが今日学校であったことを話しはじめる。
「学校でグループに分かれて、じぶんたちのことをわかちあうためにサイコロをまわしたワケ。そんですきなアニメはってきかれて、とりあえずダークギャザリングっていったワケ、ほんとはバキって言いたかったんだけどたぶんみんなわかんないからさ、ダークギャザリングにしたわ」
こ、これは「初カキコ…ども…」のノリだ……。
「ボクみたいに小2で刃牙見てる腐れ野郎、他に、いますかっていねーか」っちゅうことやね。つまり。
モチを寝かしつけてほしよりこの『逢沢りく』を読んだ。ちょっとよかった。