前々から妊娠してるのかなと思っていた知り合いと久しぶりに会う。思っていた通り、妊娠していた。お腹に赤子の肩から背中、尻までの輪郭がくっきりと浮かんでいる。その輪郭は、もぞもぞと動いていて、ぐるりと回ると、へそから赤子が頭を出した。男の子だという。髪の毛が白く目が吊り上がっている。赤子は、勢いのまま、へそから飛び出し、腹のあたりまで露出している。今どきはお腹にいる時点で、こんなにはっきり顔を見ることができるんだなぁと思う。それなのに、結局産むときは、股からひり出して産まなくてはいけない。へそから頭を出しているところから、そのまますっぽりと引き出せればいいのに。
起きてそのままモチを起こす。けっこうギリギリの時間なので急かし合いながら見送る。
今日はジムが休みなので、運動はお休み。いつも通り仕事をする。
昼は夫がタコスを食べたいとのことでウーバーしてくれた。とりとえびのタコスがおいしかった。
今日は宵山ほこてんの一日目。こんな暑い中、みずから人ごみに飛び込んで、不衛生な屋台たちにきゃっきゃっウフフするやつはあほうである。
夕方、モチが帰ってきたので次の会議までの15分で浴衣を着せて髪をお団子にする。かわいすぎる!!
会議がはじまった瞬間、電話。夕方からの習い事は、先生の体調不良によって中止になった。
会議を中断して、ちょうど直前に家を出たモチを呼び戻す。
仕事して準備をする。いとうさんをお迎えに行き、祇園祭に向かう。わたしとモチは基本、毎年祇園祭に行っている。
19時過ぎに烏丸駅から降りるとすでにすごい人である。原宿並み。
屋台のあるほこてん通りに向かうと、中央分離帯の街路樹に、大量の鳥が、群れをなして集まっている。道路は、糞にまみれていて、鳥の鳴き声で人の声が聞こえない。地球環境破壊、もしくは大災害をテーマにしたパニック映画のオープニングのような光景である。
モチといとうさんはお腹が空いたというのでサイゼリヤに向かう。
すると、中高生を中心に大行列である。受付のお姉さんは1時間は待ちませんよと言っている。サイゼリヤに1時間並ぶ。通常ではありえない感覚。しかし、他の代替案もないので素直に並ぶ。途中でメニューが配られる。サイゼリヤのプロは、番号を言えば、どのメニューかわかるらしい、という話から、メニューの番号を暗記して当てるというゲームをしはじめる。そんなことをしていると30分も経たずに先に案内された。
いとうさんがとにかくたくさん頼み、それを全て平らげるのを見て、思春期のエネルギーに慄く。こんな細い体のどこにこんなに入っているのだろう。
サイゼリヤを出て、屋台を見て回る。あんなに食べたのに、かき氷を食べるという。2人が並んでかき氷なんかを食べてるの見ると、大きくなったなあとしみじみしてしまう。お互い物心ついたときには一緒にいたわけで、こんな年まで仲良くしてくれているのはありがたく、尊い。
伊藤さんに菊水鉾の中を見せてあげようと思って、連れて行ったが、既にちまきも、拝観券も売り切れていて、トボトボ帰る。すると函谷鉾の拝観がまだやっていたのでみんなでながめた。

必ずお祭りには行ってしまうし、必ず流行りものはみてしまう。それなのに、そんな大衆文化、興味ありません、みたいな態度を取る。そんな自分の愚かさに辟易する。
すっかり足が疲れたが、明日も行くぞ、祇園祭。