朝起きたらモチを迎えに行く時間で慌てて家を出る。モチをコンビニで出迎えて、インスタで見かけたチョコレートかき氷のお店に行く。
昨日の雨から一転、晴れ間も出てものすごく暑くてかき氷モチベが上がっていく。
しかし、かき氷というものを1人で食べ切れた記憶がなく、モチにシェアを提案する。モチはお腹が空いてたようで、実際のサイズを目ざとく観察し「意外と小さいからぜったい1人で食べれる」と宣言。しばらく攻防を続けるも、意志が堅かったため、やむなく、1人一つのかき氷を頼む。
最初の一口目、モチは非常に感動し目を見開いていた。
しかし、めくるめくチョコレート、そしてクーラーに1/3あたりのところから「なんか……あきたね……」「ねえ……さむいよ……」と弱音を吐きはじめる。
子どもの教育のため、と1人一つに付き合っているわたしも当然、同じ体験をしている訳で「わかったやろ、かき氷は2人で一つや……」と呟くのが精一杯だった。ちなみに、味もそんなに印象に残るものではなかった。まぁ所詮かき氷ですね。
なんとか食べ終えて外に出たときの開放感たるや。

完全にチョコに当てられたわたしたちは、落ち込んだ気持ちを立て直すため、乗らなくてもいい嵐電に二駅だけ乗る。嵐電の駅が車道の真ん中にあり、こんなところ、立っていてもいいのかしら?とドキドキしながら嵐電を待つのは楽しかった。
そのまま阪急に乗り換える。電車の中で
「なんかさ…しょっぱいもの食べたいね…」
「そうだな…ポテトとか……」
と囁き合う。
ということでこれまたインスタで見つけたポテト専門店に行く。
意気揚々と大きいサイズを買って、公園のベンチで食べることに。しかし、公園には大量の蚊と鳩、そしてアツアツのポテトに、京都特有の湿気た暑さがまとわりつく。
つまり、5分としてそこにはいられなかった。
ポテトについたマヨネーズで手はベタベタで、さっきまでのポテト欲はどこへやら、またしても2人で肩を落としながらポテトをしまい、四条をさまよう。
満たされない心を埋めるため、わたしたちの心のオアシス、BAL下の丸善にむかう。
軽く立ち読みして、各々本を選んで買って、多聞で読むことにする。
多聞にはしおりちゃんがいて、わたしもモチも嬉しくなる。わたしもモチもいつもそれぞれしおりちゃんに話したいことがあり、だいたい取り合いになる。
わたしは「ハイパーハードボイルドグルメリポート no vision」の脱北飯の回(この回はしおりちゃんのおすすめでもある)をきっかけに空前の北朝鮮ブームが来ており、たまたま読んでいた脱北者のインタビューを集めた新書で脱北飯に登場した博子さんのことが書いてあったので、そのことや北朝鮮のことを話したく、モチはなんかわからないけれど、ポコポケの話をしたかった模様。
北朝鮮の流れで、高容姫(コヨンヒ)の話で盛り上がる。
高容姫は大阪出身の元在日朝鮮人で、1960-80年代に実施されていた朝鮮籍の人々の日本から北朝鮮への帰国事業で、北に渡った。そして細かい経緯は不明だが、金正日の妻の1人となり(金正日からはあゆみと呼ばれていたらしい)、今の総書記である金正恩を産んだ国母である。
しかし、北朝鮮はかねてより在日の人々を出身成分という階層構造の中で階層の低い動揺階層や敵対階層として整理する中で、在日の母親というのは都合が悪く、表にはなかなか出ていないんだとか。
しかも、高容姫の両親はそれぞれ複数回の婚姻を経て、日本に残った子どもも少なくなく、血縁上、金正恩のおじやおば、従兄弟が日本に複数いるんだとか。
北朝鮮のことを近くて、なんだか遠い国として捉えていたが、この事実を知ると、なんというか切ない、不思議な気持ちになる、というようなことをしおりちゃんにひたすら語り続けていたら時間が過ぎ去ってしまった。
ちなみに上記の高容姫の話はほぼ以下の本の受け売りである。
多聞を出て軽く買い物をして、家に帰る。ちなみにポテトはなんとか食べ終わった。
モチとシャワーを浴びて、本を読んで、週末恒例のホラー映画タイム。
今日は『ロング・レッグス』を見た。すごくちょうどいい感じのサイコ/悪魔崇拝ホラーで楽しめたが、逆に印象には残らない感じの映画。
ニコラス・ケイジがかわいい。
夜ごはんは家族でカレー。
食後にThreadsを見たら来週末のHANAのライブの座席が出ているとのことで、チケットを見たら、一階、前から三列目。やばい、ほんとに、死ぬかもしれません。
今日のインスタ飯でのグロッキーを全て返してあまりある幸福。きゃーーーーーー!!

