週あたまから引きずった風邪が尾を引いている。最初は腹痛で、それから咳になり胸のあたりが痛みはじめ、それが喉に来て、今は鼻水が止まらない。中心から先端にむけて、おそらくきっと快復しているのだろうが、日に日に想定外の症状になるのがつらい。
それでも今日はやすみなのでたくさん眠れた。
眠っていた時に、すごい体勢になっていた気がして、夫に聞くとやはり、わたしはベッドの斜め方向、上下逆さで大の字に寝ていたらしい。
頭が寝室の入り口を向いており、「きっと、夜遅いのにおれがいなくて探したんやろうな」と可哀想に思った夫が必死で元の位置に戻してくれたとのこと。
風邪をひくと、とたんに気落ちして言葉数がへるわたしを見ると、夫はいつもよりやさしくなるのだ。これが風邪をひいて起こった唯一の良いこと。
朝ごはんに昨日の夜夫が買ってきてくれたプリンを食べる。
風邪をひいて四日目。小康状態になりつつあるので、そろそろ外に出なくては、とモチの習い事の送り迎えをする。
雨なので、自転車が使えない。モチが「雨ってだいきらい」とぐちぐち言うのがかわいい。
お昼はラーメン。モチの習い事の教室の近くのラーメン屋さん。学割があって、2人でラーメン2杯食べても1500円以内で食べれる、物価高の昨今にはありがたいお店。お店で流れるテレビを見ながらモチとすするラーメンはおいしい。
習い事が終わったらいとうさんちにお泊まり。モチの最近のおたのしみ。珍しく路面電車に乗る。車庫を見て、モチが「逃げ若で出てきたやつだ!」という。
「逃げ若は鎌倉時代でしょ、電車は出てこないんじゃない?」
「いや、でてきたよ」
「あー、つまりメタファーとして?」
「そう、メタファーとして」
モチ、メタファーって言葉の意味がわかるんや。大人になったなあ。
いとうさんちにモチを送り、いとうさんとぷよぷよ/テトリスをして、家に帰る。本当は一緒に晩ごはんを食べたかったが、風邪をうつしたら申し訳ない。
帰り道にゴンチャでシャインマスカットティーエイドを買って帰る。帰宅即ソファに飛び込む。
七月にマルタに行くので旅系のYouTubeを見ていたらその流れでJALのサブチャンネルというのを見始めたらだらだら見てしまって最悪。
夜は夫が作ってくれたミートソースパスタとキャベツとポテトのチーズ焼き。美味しかったが、夫的にはうまくいかなかったらしく不服そう。
食べながら『海に眠るダイヤモンド』の9、10話を見た。最終話のあるシーンで、急に涙が止まらなくなる。「感動したってわけじゃないんだけど、なんか、すごく泣けてくる」とか色々言ってたら夫が「それを感動って言うんやろ」
と言ってきた。
そうか。これが、感動ってやつなのか。
