結構寝れた!
起きたらお母さんが西園寺チャンネルを見ている。お母さんは西園寺の仲間のザキが好きで、ザキがお母さんと同じ名前の特急の名前を言うたびにうれしげに微笑んでいるのが気持ち悪い!
西園寺の企画で東京から北海道までの飛行機が六千円くらいから買えることを知って、お母さんと北海道に行く計画を立てる。モチはシマエナガを見たいらしい。夏も涼しくて良さそうだよね、とか言ってたらモチが「冬がいい!シマエナガは冬にふっくらするんだよ!」と言うので、母と二人で感心して、両側から頬を擦る。
セレナと昼ごはんの約束をしてたけどお母さんと話したりお風呂入ったりしたら普通に遅刻。いつも通りすぎる。
お母さんに車で送ってもらってセレナの家に向かう。弟ってほんといいやつなんだけどほんとに面白くないよね、という話をした。絶対にツッコむべきところでも「ハハハ」みたいな適当な相槌で終わらせてしまう類の面白くなさ。
セレナの家。赤ちゃんがかわいくて誘拐しそうになる。
モチの要望でピザを頼む。
ごはんを食べてゴロゴロして散歩に向かう。
途中で東京藝大があってモチに東京藝大だよ、って言ったら興奮しはじめる。
中を除いてそこにあった謎のアート、というか機械を試す。
藝大を出て歩くと途中で陽気な音楽が聞こえて人々が踊っているのが見える。「あれ、ズンバじゃない?!」と近寄るとほんとにズンバで、速攻輪に入って一曲だけ踊った。
進研ゼミの漫画のノリでズンバやっててよかったって思う場面に行き合うことってあるんだなあ。
モチがカフェりたい!というのでカフェに向かう。小2ってカフェりたいって思うんだな、と素朴に感心する。
ダラダラして結局17時の新幹線に乗る。酔いたくなくて頭空っぽでも読めそうなものをKindleで探して『禁忌の子』を買う。
とりあえず新幹線で読み切ろう!と思ったが、三河安城あたりで寝てしまい、のこりは京都駅からのタクシーで読み切る。
タクシーは個タクだったが、めちゃくちゃハードボイルドなおじさんですごいよかった。おじさんは自分にしか聞こえ無い音量でM1を見てた。
家に入って夫に頬を擦り付けながら「ただいま」という。
なんか美味しそうな肉が下準備されていた。豚肉にハーブとかのペーストが巻かれてるやつ。たしかボルケーノみたいな名前。
M1を見ながら食べる。ウマ娘が焼き鳥屋?の宣伝をしていて、夫が「Cygames、マジ嫌いやわ」とキレる。「せめて馬肉屋とかのCMしろや」と謎方向のキレに入ってきたので『憐れみの3章』を思い浮かべながら「ウマ娘がさ、自分のお腹の肉切りながら『食べて♡』とかいうやつだったら許せるよね!」と言うと引き笑いしていた。
バッテリィズが面白くて夫と応援する。野球関係のネタとかコンビが続いて「サッカー部の時代はもう終わり。これからは野球部や!」と叫んでいたら元サッカー部の夫が静かに睨みつけてきた。
最後三組、全部面白かった。令和ロマンの優勝に異議はないけど、しばらくして徐々に許せねえ、という気持ちになる。
ネタは笑えるけど結果は笑えない。お笑いとは本来下から上への突き上げ運動であり、権力が強化されればされるほど、笑うのがむつかしくなる。