ターミナル駅。わたしとモチは旅に出る。駅を出て新幹線の方に向かうと、前から細くて若い女性がぶつかってくる。骨ばった腰がわたしの骨盤を絡めとり、わたしは動けなくなる。モチはわたしのことなど気にせずに駆けていく。
起きる。家を出なくては。ガバリと起き上がるとモチも起きる。ぶつかり骨盤お姉さんはなんの暗示なのだろうかと思う。
シャシャシャと準備する。寝ているよーこちゃんに挨拶をして、Goでタクシーを呼んで乗る。こうして家を出る時は、いつも何かを忘れてるような気分になる。
考えることが多い仕事があり、新幹線の中でも仕事づめ。
モチはすぐに眠ってしまった。
暖かいお茶を飲むと新幹線でも酔わないことがわかったので、家から入れてきた一保堂のお茶を飲みながら仕事。これがバフをかけるってことね。
会議をしながら東京駅を駆け抜ける。モチを母にパスして会社に飛び込む。
けっこう重めの仕事をする。でも遊びの要素もあるので楽しい。
夜は忘年会。焼肉を食べながら頑張って喋る。
解散して帰路に着く。東京の電車は退屈。
実家に帰ってパソコンを開いたらまた連絡が来ている。
慌てて対応していたらさらに夜が更けていく。