朝起きてベッドでだらだらする。
『デッドデッドデーモンズデデデデストラクション』を見ながら夫の作ったうどんをすする。
今日は義母の誕生日会で、その前に義母がモチにクリスマスプレゼントを買ってくれるという。
モチに服を着替えさせ、ジムに向かう。日曜朝のジムのプールはマダムたちであふれかえっていた。
軽く泳いで家に帰るとモチは義母と出かけていた。
お昼はミィちゃんとカヤくんとシュウくんに少しだけ会いに行く。シュウくんに会うのは久しぶりでかなり嬉しい。シュウくんは二万円で家を探しているらしい。そんな家ないやろ!と思うがシュウくんにはそんな現実的なこという気にならないから不思議だ。
カヤくんがわたしと会うとなぜか恋が動き出すというので「わたし恋の女神やから!」というと「そうかもね」と返された。わたし、恋の女神やったんや。
早々に3人と別れて、村上開新堂と一保堂に寄って、人へのプレゼントを買う。 村上開新堂は結構並んでいた。日本で一番古い洋菓子店であるこの店はクッキー缶が人気で、一年は予約でいっぱいらしい。その噂は耳にしていたが、前に並んでいる人がクッキー缶がいつ届くか聞いて、お店の人がさらっと2025年11月ごろでございます。と答えているのを見て、現実的に言われるとやっぱり迫力がある。なんか星の光みたい。「今クッキー缶を食べたい気持ちが達成されるのは一年後でございます」この状況を一クッキー年と呼ぶ。
思いの外並んだので美容院の予定にギリギリ遅刻する。遅刻する場合はギリギリって言わないかもしれないけれど。
髪を切ってもらいながら『少年が来る』を読む。なんか今読む本じゃなかったかも。
寒々しい冬のベンチとかで読んだ方がよかった。
美容院終わりにタカシマヤで義母へのプレゼントを買い帰宅。
夫はキッチンにいて、義父母とモチがリビングでゴーストバスターズを見ていた。
モチは義母にどうぶつの森のレゴを買ってもらったらしい。
義父が買ってきてくれただんごをもらいつつ、モチと義母に村上開新堂のロシアンケーキをあげる。
ゴーストバスターズが終わったのを見計らって『百年の孤独』のドラマを見る。結構いい。
モチはマコンド初代のホセアルカディアがかっこいいと色めき立っていた。
子どもを作ろうという文脈ではじまった濡れ場のシーンでモチが「おとーさんとおかーさんもぼくがうまれるまえこーゆーことしてたワケ?」と大声できくので、おいおい、義父母の前で聞くことじゃねーだろ!と思った。
夜ごはんは豪華!
- 白子と牡蠣の昆布じめ
- 鰆のさしみ
- 豆苗のからしあえ
- あさりの酒蒸し
- 豚のスモークタン
が出てきた。モチはアサリの酒蒸しがいたく気に入ったようで、次々と貝の中身を空にしていた。
ごはんを食べながら、夫に明日美容クリニックでインモードfxという施術を受けるので、習い事のお迎えよろしく、と言ったら、どんな施術か聞かれたので顎下の脂肪を燃やすねん、と答えた。すると夫に「おかんが顎下の脂肪燃やしててお迎えこれないのなんか嫌やなw」といわれたので「ごめん、お迎えにはいけません。いま、京都の美容クリニックにいます。この顎肉を燃やす施術を……」と言ったら速攻で夫が「シンガポールやめい」と言ってくれて嬉しかった。
最後の締めとして牛のテール煮が出てきた。夫が昼の一時から煮込み続けたもの。モチはお腹いっぱい、ケーキのためにお腹に余裕のこしとく、と席を離れていたので大人たちで食らいつく。絶品。
これは流石に食べた方がいい、とモチを呼んで説得して食べさせる。目を見開くモチ。モチは結局残ってた肉を食べ、骨までしゃぶって、残った汁もごはんに混ぜてピカピカに食べていた。
義父が買ってきたケーキはイチゴがたっぷりで粘度の高いチョコレートクリームケーキ。いちごのノリっぷりからしてかなり高そう。
今回の誕生日会も義父企画で、しっかり美味しいケーキも買って、義母は愛されてるなあと思う。
ケーキを食べながら、義母にカーネーションの推しのシーンを見せてもらい、義父に変面という踊りながら瞬時に面を付け替える中国の踊りの動画を見せてもらった。
食べ終わると満腹でソファに倒れ込む夫にしがみつくように倒れ込む。
暖かくて寝そうになっていたら義父母が帰るというので玄関先まで見送る。
ソファに寝そべって『百年の孤独』を見ていたら眠ってしまった。