お母さんとお父さんと同僚の家に行く。同僚のお母さんは有名人で、お母さんもお父さんも見たいという。車で迎えにきてくれたので車に乗ると芸能人ばかりが乗っている。何だか気が大きくなるわたし。
同僚には結婚してないが夫と彼女がいて、3人で子どもを育てている。同僚の夫は不動産の会社経営をしているという。ビジネスについて語る同僚の夫に、わたしのお父さんがマウントを取る。やめてよ、って言っていたら同僚のお母さんが来たのでみんなで食卓につく。
するとわたしのお母さんが食卓に足を乗せる。わたしはその足を下ろそうと引っ張りながら、自分の家族を恥じる。
起きる。昨日のプールの余韻かまぶたが重たい。知らぬ間にモチが隣で寝ていた。
モチを送ってゴミを出して、仕事。
わたしがいるチームでは、わたし以外のメンバーはエンジニア経験があり、開発に精通したメンバーが揃っている。だからこそいつも助けてもらってばかりで、ずっと引け目を感じてきた。でも今日同僚にわたしがやってきた経験からの視点に助けられている、と言ってもらえて、すごくうれしかった。
お昼に夫がトンカツ弁当を買ってきてくれる。トンカツって本当に大好き。
昨日モチを寝かしつけてから『別れを告げない』を読み、眠る前にTwitterを見た。韓国の戒厳令が飛び込んできて、驚く。何が起きたのか、調べると驚くほどくだらない理由で、しかしそんなくだらない、愚かで個人的な行動が国家を揺るがしうるということが恐ろしかった。
朝起きて、戒厳令は解除されていた。
『別れを告げない』で描かれている済州島四・三事件や光州事件(こちらもハン・ガンの作品で描かれている)を思う。そしてもちろん日本においても全く無関係ではない。平和とは脆く、暴力は爆発的に広がっていく。
ガザのことやウクライナのことも思う。権力なき民衆として、結局自分にできることってなんなんだろうか。
そういうことばかり悶々と考えてしまいそうになりながら、誤魔化すようにとにかく仕事をした。
夜ご飯は鶏肉と蕪のニンニク醤油と春菊のおひたし。どちらもすごくおいしい。
家族で推しの子の実写を見る。アイが死ぬシーンがかなり重たくて、悲しい。
漫画以上に食らうものがあったが、それはきっといい実写化だよね。
最近、モチがダンボールを使った洗濯物折り畳み機を作った。YouTubeで見たことある!というと、心外そうに「じぶんでかんがえたんですけど」と返された。本当にそうだとするとかなりすごい。
そしてそれを使って洗濯物を畳んでくれるので助かります。