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2024/11/16:水泳を習うおばさんって好き

朝方子どもがわたしの脇の下からベッドに潜り込んできた。しかし身体が完全に眠っている感覚で抱きしめられないまま、また眠ってしまう。

起きるとモチも夫もベッドにおらず一人。せっかくなのでスマホを見てゴロゴロする。リビングから朝ご飯の準備の音がするので起き出す。

11時くらいまではぐでん、と過ごすが、一念発起し掃除する。最近気づいたが週に一回くらいまともに掃除をすると部屋がめちゃくちゃにならないらしい。洗濯物を畳みつつ、「映像の世紀 バタフライエフェクト」をみる。戦後0年の東京の話。モチが「1945年ってどのくらい?」と聞くので、おばあちゃんが生まれる15年前、ひいおばあちゃんは17歳と説明する。

モチはつまらないと言って公園に行った。しかし天気がよくなく、小雨も降っている。夫が心配して「モチ、スマホ持っていったか?」というので、すぐそこの公園だし大丈夫やろー、と返す。案の定、友だちがいなかったようで30分もしないうちに帰ってきた。

帰るや否や「せっかくへやもキレーにしたんだし、Kちゃんよぼうよ〜」とモチがいう。そこでKちゃんのお母さんのMさんに連絡すると今日遊べるという。そこでモチはすぐにKちゃんを迎えに行く。

お昼、子どもとKちゃんと夫でラーメン(また!)を食べていた。わたしは最近お腹の中が気になり始めたので遠慮しておいた。

 

今日は新しいプール付きジムに行く日。 モチとKちゃんを夫に任せプールに向かう。前に通っていたプールは同じレッスンをとっていたインド人にデートに誘われて以来気まずくて行けないまま辞めたのだった。

プールはマンションの中にあってちょっとバブルの香りが漂っていてテンションが上がる。

受付のおばちゃんの感じも親切すぎなくてちょうどいい。

プールに入るといい感じのマダムばかり。これはよさそう。

しかしレッスンの時間のはずだがはじまらないのでひと泳ぎする。100メートル泳いだところでマダムたちが何やら準備をはじめていそうなざわめきを感じる。

ふと見ると赤い帽子を被ったぽちゃっとしたおじさんがいた。この人も参加者なのか?と思ったらまさかの講師だった。

前のプール教室の講師は体育大の大学生とかだったので、意外な感じがしたが、さすが、レッスンの会話のまわしがうまい。

「みなさんが死にそうになったらやめるんで」などと言ってマダムたちを大笑いさせている。

 今日のレッスンはアクアビクス。

途中、踵だけで水中を歩くという項目があったのだが、これがまあキツい。マダムたちも悲鳴をあげている。折り返し三回目で講師が「もうあとすこし!」と叫ぶのでマダム達と最後の力を振り絞ってスピードをあげてプールの縁を目指す。しかし、ようやく終わった、と思ったところで講師がイタズラっぽく笑いながら「ここまで行けたならあともう一回!」と言うのでわたしもマダムたちも脱力。

マダムたちの「もう無理よォ〜〜〜」がプールの中をこだましていた。

レッスンが終わるころにはヘロヘロでフホォ、と息を漏らしていると、マダムの一人が「結構疲れるやろ」と話しかけてくれた。「はい!」というと「おばあちゃん達、意外とすごいやろ!」と得意げ。それがなんだかすごくよくて「すごいっす、わたしもその感じ目指します!」と返すとふふっと笑ってくれた。

前の教室のレッスンでも思ったが、還暦を超え、水泳の集団レッスンに通うマダムたちは体力もあり、社交的で陽キャ。つまり付き合いやすい。

みんな感じがよく、余裕があり、ほどほどの距離感で話しかけてくれる。急に距離詰めてくるインド人にはこの姿勢を学んでほしい。

 

家に戻り、化粧をして美容院へ向かう。子どもたちは仲良く絵を描いていた。小学生にもなると友だちがいればほっといても楽しく、変なことをせずちゃんと遊んでくれるので助かる。

化粧をしながらKちゃんと話すと今日泊まりたいという。明日も休日だしうちはいいよー、といいつつ、Mさんに確認のLINE。大丈夫ですよー、泊まり用の荷物持っていきますー!とのことだったので安心して美容院に向かう。

 

美容院でいつも通りわたし的にはイイ感じ!にしてもらって、デパートに寄る。

夫に任せきりにしてしまったのでごはんを買って帰るのだ。時間帯的にも割引がはじまるいい頃合いである。ズザザーとデパ地下を回って子どもたちが喜びそうなものを買う。

 

家に着くと子どもたちが自慢げに立っている。「なんかきづかん?」と言われるが何もわからない。素直に答えると「もうー、」と言いながら自分たちがクイックルワイパーをかけ部屋を掃除した旨を説明してくれる。確かに、なんか床が綺麗な気がする。

さらに子ども部屋のおもちゃだらけのロフトも整理してくれたらしい。いい遊びをするやん、となり「こんなんやったら毎週泊まりおいで」という。

 

みんなでごはんを食べてだらっとする。適当にウェス・アンダーソンの『ロイヤルテネンバウムズ』を流しながら軽く仕事するとあっという間に夜が更ける。

 

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