9時にアラームをかけていたはずが起きたら10時であせる。スマホが消音になっていた。
今日は友だちのAちゃん親子と心斎橋で遊ぶ日。心斎橋にいくということで、子どもは考えうる限りの「ギャル」な服を着込んでいた。子どもの要望で子どもの服装に似た服を着ると、その様子を見た夫が「(子ども)ちゃんよかったなー、お揃いしてくれるお母さん、意外といないで」というのでうれしくなる。準備が終わったので夫に「見てー、かわいい?」と聞くと「かわいいけど、かわいい以外言えなくない?毎回聞く意味ある?」と返された。「かわいい以外のこと言われたら殺しちゃうかもなー」でも「かわいいって言われると嬉しいよ」と答えると「嬉しいならいいか」と納得していた。
外に出ると暑くてびっくりした。コンビニに寄り、京阪電車に乗る。スマホから仕事の連絡を軽くして『謎のチェス指し人形「ターク」』のハヤカワ文庫版を読む。18世紀、マリア・テレジアの時代に一世を風靡し、ナポレオンとも対戦したというチェスを指すオートマトンの話。まだ1/3程度しか読んでいないが、かなりわくわくする。
淀屋橋で乗り換えて心斎橋へ。実証用の顔認証の改札機が一台あって驚く。
珍しく約束の時間より早めに着いたので、パルコの電子広告をながめる。途中横尾忠則による細野晴臣のクリエイティブが出てきたので写真を取ろうとしたらすぐちがう広告に切り替わってしまい残念。
Aちゃん親子はすぐに来た。まずはわたあめが作れる機械があるというので案内してもらう。
全自動わたあめ機はかなり大きくて、わたしの背丈より高かった。全体的にビカビカしている。わたあめの色や形も選ぶことができてかなりすごい。こ、これがオートマトンってヤツ?!
説明文もかなり雑に日本語に訳した文章、という感じでそのチープさもよかった。
出てきたわたあめはものすごくでかく、そしてなぜかものすごく乳首に見える。
味は美味しかった。
そこからはめくるめく心斎橋巡りがはじまった。ベピタピのグッズ屋さんに、可愛いものしかないデコパーツ店、韓国式のおしゃれプリクラ、おしゃれな古着屋さんに、ギャル専門の洋服屋さんと親子ともども大満足のツアー。Aちゃんはいつものところにいってるだけ、というが、それが最高に楽しい。
本当にあっという間に時間が過ぎてしまったので、親子でまた絶対行こうと誓い合う。
今日の戦利品の報告で夫にテレビ電話をしようと内カメで身なりを整えていると子どもに「おかーさんっておとーさんにでんわするとき、いっつもちょっとかわいくするよね」と呆れられる。
名残惜しい中Aちゃん親子と解散し、電車に乗って京都に帰り、びっくりドンキーからの多聞。オープン直後で人も少なかったので、子どももわたしも大好きなSちゃんに戦利品を見せながら今日のことを話す。
子どもがギャル専門店で買ったでかい黒の尻尾型チャームを見せる。あゆみたいー!!!と盛り上がった。
家に帰ると夫は出かけていたので少し掃除をした。