子どもが喉がすこし痛いというので、あわてて歯磨きとうがいをさせ、葛根湯を飲ませる。すると子どもがうふふと笑いながら「なんか今日はちゃんとせいかつしてんなーってカンジ♪」というので、なんで?と聞くと「あさからはみがきしてクスリのむってなんかオトナだしせいかつじゃない?」とのこと。そうなのか。嬉しそうでなにより。
今日は朝から新たな施策をリリースする日かつ子どもの検査結果を聞く日で、そわそわしながら始業。やることやって病院へ急ぐ。
子どもの問題は読み書きのことで、学校で書くことが苦手なのを指摘され、特別授業を受けることになったのをきっかけに、発達の病院に行ってみたのだった。
病院では、そもそも書くべき内容がわかっていないのか→集中力がなくかけていないのか→書くことができないのかの順に調査するとのことで、知能検査→発達検査→読み書きの検査をした。それぞれ時間がかかるので月に一回程度病院に通う。最初の検査は8月なので結果が出るまでおおよそ3ヶ月程度かかった。
結果は想定通り読み書き障がいで、意外だったのは知能検査の結果が異様に高かったこと。読み自体は課題を感じていなかったが、実際は読みも苦手で、しかし、推論など知能のところでカバーすることで読めるように見えていた、とのこと。意味のない文字列になった途端、読めなくなるらしい。ヒトの脳って不思議だ。
病院の先生はとにかく知能が高いので、文字が書けないだけでテストで損するのはもったいない、というようなことを言ってくれて、学校の先生に手紙を書いてくれることになった。
検査結果はわかっても薬でどうにかなるものでもないので、先生のアドバイスをもとに少しずつ、進んでいくしかない。
帰りしな、夫、母、義母に結果を送りつつ、市バスに乗る。めちゃくちゃ混んでいて大人しくタクシーを使えばよかったと後悔。
帰って即仕事。
今日もバタバタしたが、新たな試みになんとなくいい兆しが見えていて、うれしい。
金曜日はプールに行く日だが、最近行っていない。理由は明確で同じクラスのインド人にデートに誘われたから。速攻で夫がいると答えると謎に天に祈っていた。最初はショックすぎて友だち一人だけにしか言えなかった。わたしが普通に夫や子どもの話をしていたんだよね、というと友だちがそれを「勘の悪い性欲」 と呼んでいて、その表現がすごく的確だと思った。たしかに、勘を研ぎ澄ませていればそういう話も耳に入るし、デートに誘うならそれくらい興味を持て。そのときちょうど友だちも似たようなことがあり、本当やだよね、って話をした。
この経緯はなんだか夫に言えないままだったので、今日話したら「女性専用のクラスにいったら?」とのことでたしかに!と思った。
というわけで今日は水泳サボりの日です。
(雨で鬱鬱しいので晴れた日の鴨川を)