生きているとさまざまな欲望と葛藤する必要があり、何かを諦めるときわたしは「まぁいつか死ぬし」と思うようにしている。
それでも「まぁいつか死ぬけどもね……」ということもあるわけで、その結果、歯列矯正をはじめて10ヶ月が経った。
結論から言うと最高である。
明らかにさまざまな角度から見たフェイスラインが整ってきており、コロナ禍特有の指標で言うとマスクに口紅がつきにくくなった。
とりわけ、ずっとコンプレックスだった右横顔の変化には画像を見返しグフフと笑みが溢れるほどである。
2020年9月と2021年6月の比較
ちなみに左横顔はこちら。
2020年9月と2021年6月の比較
かなりシュッとしたのがわかる。
また正面で見ると顔の歪みがかなり補正され、皮膚が余ったこともあり二重幅も少し広くなっている。矯正で面長に、と言う話をよく聞くが、私はむしろ矯正で顎の鋭利さがおちつき、面長が解消されたように思う。
2019年11月と2021年6月の比較
なにより何もしなくても(ブラケットはつけているのだが……)勝手に歯が動くというのは楽しい。また、三、四ヶ月が経った頃から調整の痛みなども軽減し、矯正生活に慣れてきて気持ち的にも余裕もできたと思う。
他人は気づかないであろうミリ単位の変化に一喜一憂しつつ、あと一年と少し、矯正を楽しめたら、と思っている。
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