祖父の死に伴い遺品として絵を一枚もらった。 rariwow.info 祖父が遺した絵のほとんどは、1人の女性の肖像画で、全員少しこわい顔をしていた。 葬儀の日にすら最後の不倫相手が参列していたという徹底した好色漢だった祖父は、きっとたくさんの女の、こうい…
保育園のお迎えの帰り道、近所の神社で節分祭りをしていたのでのぞいてみた。 入り口でむすめの友達親子と会ったので一緒にすこし歩く。するとからあげやのおじさんに呼び止められる。おじょうちゃんたち、からあげあげるからおいで。 ただで3個からあげもら…
幼少期から家にいるという行為が好きだったが、年齢を重ねるにつれ実家の居心地が悪くなるような感覚があった。それと反比例するように居心地の良さを感じるようになったのが、徳島にある祖父母の家だった。 長年、そのことについては、わたし自身が祖父母の…
中学生のころ、御多分にもれずジャニーズにハマった。 小学生のときは、NHKと『世界ふしぎ発見!』しか見てはいけない、という家庭の方針で、アイドルとの接点を持つのがむずかしかったが、中学に上がり、民放を見てもよい、という雰囲気になった。そこで、『…
あっ、この人わたしのこときらいだろうな、と感じたときにまっさきにうかぶのは「わかる」で、だから、きっと、わたしはわたしが他者だったならばわたしのことがきらい。 結果的に親しくなったひとで、最初わたしのことをきらいだと思ったというひとがけっこ…
ごめんなさい。この続きは忘れてしまいました。 カルメン・マリア・マチャド(小澤身和子 訳)「夫の縫い目」 最近購入した家の頭金の支払いもおわり、来年はなんとかなりそうだね、とジュニアNISAの口座を開設する。 地方に住み、IT企業で共働きする夫婦と…
先日、急に夜中に死ぬのが怖くなって飛び起きて叫んだ。 死ぬのが怖いみたいな鋭敏さを、ここのところ普通にやり過ごせていたのですごく嫌。 なんで死ぬの、急に怖いのかというと最近真面目に労働をしており、その過程でなんか自分の身体、というか存在意義…
ブログ書かなきゃ〜〜と思うけどなんか書けないから振り返る。 読んだ本 月の中で読み切った本、細々読んでるのはこれらに加えて10冊くらいありそう。人に薦めたので責任を持ってロラン・バルトの『恋愛のディスクール・断章』を読んでいるがどこから開いて…